今年になって、やっとクラウドという言葉が、普通に理解されるようになってきた…かに思えたのですが、どうやら、そうではないようです。
多くの人は (IT分野のプロを含めて)、勘違いをしているようです。
結論から言うと、どのクラウド基盤を使うのかということによって、得られるベネフィットは全く異なります。
(もちろん、用途の違う複数のクラウド基盤を複合的に使うというのが、リアリティのある選択でしょう)
したがって、よく事例に上がるクラウド基盤を実際にひととおり経験しておく…ということが肝要なのです。
それでは、クラウドのメリットとして上げらることの多い『ハードウェアコストに関して考える必要がなくなる』という点を例にとりましょう。
譬えば、従来は、新規プロジェクトの黎明期には、実運用時にどれだけのスペックのハードウェアとインフラを用意する必要があるのかの見積が必要です。
・ちょうど、新しい飲食店を経営するのに、
・何坪のお店を借りる必要があるのか。
・どのくらいのガスコンロをいくつ買ってこなければならないのか。
・客のテーブルやイスはどれをいくつ用意しておけばいいのか。
といったことすべてを、お店を借りる初期段階で、見積もらなければなにも始まらないのと似ています。
そして、その見積の実際との誤差が、大きな経費のムダを呼んでしまうことも自明かつ一般的です。
クラウドを使った 一定の条件付の方法をとれば、これらの コンピュータハードウェア問題から一切開放されると言って構わないでしょう。
しかし、これらが、一切オートマティックに行われる種類のクラウド基盤は限られています。
また、ソフトウェア・設計面でも、制約条件があります。
そしてそれらの制約は、プロジェクトの人材確保の時点で検討されなければならない類のものです。
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