今、U-19の韓国戦を見終わりました。
(現在、木曜日の早朝ですけど、試合が行なわれたのは火曜日の夜、色々とあるだろうけど、生中継しろよ!>地上波!*1
さて、マスコミ演出の主役は、平山とカレン・ロバートの2名。
「他には、良い選手いないの?」
と見てたのですけど、ピンと来ません。
テレビでは、韓国のGKが当たってるから・・・なんて再三再四言ってましたねぇ。
んなことありません。
あの3点だか4点分は、入らなくして入らないわけです。
U-23オリンピック代表には、縦に良い選手が並んでるんだけどねぇ・・・

  • 注1生中継はCSだけ


というわけで、オリンピック代表の話。
マスコミは分かりやすいのが命なのだろうけれど、端っから、平山、大久保、闘莉王の話しか出ませんでした。
(そら、そやろね。マスコミは、大衆をバカやと思てるから、よーさん登場人物出しても覚えきられへんと思てるのね)
ところが、実は、DMF:今野泰幸、DF:那須大亮、OMF:石川直宏、FW:田中達也とざっと挙げただけでも、各ポジションに、見るところのある選手がいます。
初めて、今野を見たとき、私は、まわりの人に
「6番やで6番!リズム感が良いから、ちょっとしたフェイントが最大限の功を奏するし、パスも通りやすいし、カットもうまくいきやすい。走り回ることを惜しまないから、チームの信頼も集まるし、チームとしての谷間の時間帯も出にくい」
と吹聴していたくらいです。
話を戻しますね。
各ポジションにいい選手がいることが大切だと思います。
理由はたくさんありますけど、まずは、繋がるということ。
パス出しのうまい選手とパスをもらうのがうまい選手がいれば繋がるわけではありません。
良い選手同士が結果として、繋がるのです。
話が行ったり来たりするので、私なりの「良い選手」を定義します。

  1. ポジションに関わらず、攻撃的である
  1. 自他共に認める十八番(オハコ = 売り)がある
  1. お互いの欠点をお互いが自他共に知っている

この3つが条件です。
Priorityもこの順番だと思いますが、どれかひとつ欠けても話になりません。
では、ひとつずつ・・・

ポジションに関わらず、攻撃的である

サッカーは第一義として、攻撃するスポーツです。
攻撃しないと点ははいりません。
点が入らなければ、絶対に、勝つことは出来ません。
そもそも、「よ〜し!守るぞぉ〜!」っていうテンションより、「ゴール決めるぞぉ〜!」っていうテンションの方が維持しやすいし、生理的に無理がないのは自然です。
点を入れるためには、ボールを奪わなくてはならない。
それを「守備」と言う・・・と考えるのが実は自然だと思います。
であれば、「守備」は「点を入れられないこと」ではありません。
ボールを奪うことです。
よく「シュートで終われ!」なんて言いますね。
理由を、
「シュートがはずれても守備に帰る時間が稼げるから」
などというバカ解説者がいますが、大勘違いです。
策略を実現してシュートまで持って行く」のが攻撃ですから、ひとつの攻撃を完遂するには、「シュートで終わる」しかないのです。
ボールを奪われずに、策略を実現してシュートまで持って行ったちゅーことは、ボールを奪われなかったということです。
この理屈が分かるやつは、「守備的ほげほげ」とか「でぃふぇんだぁ〜」とか呼ばれていても、本質的に、アタッカーなのです。

自他共に認める十八番(オハコ = 売り)がある

サッカーは団体競技です。チームワークです。んなこと当たり前です。
チームワークを大切にする第一条件は、協調性を持って云々ではありません。
目的を共通認識し、手段を共通認識しようとする課程において、各自が目的と手段をどう認識しているかを想像することです。
「あいつはどういう行動に出るか」をImagineすることです。
そのためには、各々が自分はどういう行動に出る人かを、自他共に共通認識することです。
団体の中で自分はどういう個人であるかを知り、他の人にも知ってもらうことが正道なのです。
それには、理解しやすい十八番(オハコ)が絶対必要なのです。

お互いの欠点をお互いが自他共に知っている

それぞれのオハコを、自他ともの共通認識としているとしても、人間の個性は、プラス面だけではありません。
個性とは、「個々に異なるでこぼこの形」です。
「でこ」もあれば「ぼこ」もあるのが人間です。
まず、自分の欠点をたえず理解していることは、自分のことを客観視する上で大変重要です。
そして、客観視とは俯瞰の目です。
人間、当事者である自分を俯瞰する目を持てれば、賢くなります。
他人に優しくなれます。
以上3点が「良い選手」の私なりの定義です。
これを踏まえて・・・
チームで共通認識を・・・という話の続きですが・・・
さて、理想は、「全員が同じ認識を持つこと」です。
けど、んなの99%無理です。
少しずつずれのある認識を、全く同じ認識の部分だけにそれぞれそぎ落とすと、最大公約数を求める話になります。
最大公約数というのは、「最大」なんて言ってますけど、元の数字より小さい数になるのは自明なのです。
そんな小さな攻撃力や守備力で何が出来るでしょう?
じゃあ、どうするか・・・
ほんの数名が、信頼を持って、個々の持てる力の最大を共通認識していればいいのです。
で、どの数名が?
あえて誤解を恐れずに言うなら、各ポジション同士ではなく、縦のラインでというのが私の持論です。
なぜ、「各ポジション同士」でないのか・・・
例えば、ディフェンスのところまでボールが来てからでは、代表レベルでは、共通認識もくそもないのではないでしょうか?
そうなってから、ディフェンス同士での共通認識によって対処できる範囲なんて、限られています。
3つの要件を具備するMFとDFという関係であれば、(ポジティブな意味で)「時間をかけて」対処できるはずです。
良い選手(DF)が、こう思ったとしましょ。
「あ!あいつ(MF)が敵ボールをカットした!
 俺が右サイドから走れば、玉が来るかも!」
と走るより、
「お!、あいつと目が合ったから、あいつ(MF)がカットした瞬間、
 俺は、右サイドをダッシュで駆け上がるぞ!
 あいつ(MF)はどんなことしても、俊足の俺に出してくれる!」
と走り出したら、どれだけの、時間的/精神的/知的な余裕が生まれるでしょう。
で、このDFとMFがそう思っているであろうことを知っているFWは、
「走り込んだあいつ(DF)にあいつ(MF)がパスを通すには、
 ポジショニングとQuicknessの得意な俺が、
 真ん中より右サイドに近いスペースに走り込めば、
 あいつ(DF)と俺の間の敵DFを何人か引きつけられるだろう。
 目を合わせたあいつ(MF)は、
 絶対あいつ(DF)に通そうとするだろうから、
 俺がそう動くことで、成功率が上がる!
 その後は、いったんDFから消える動きをして、
 センタリングを信じて、中央左から突進だ!」
と考えたら、ひとつの戦略を一瞬にしてチーム全体が理解したということです。

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