クライアントから以下のような相談が来ました。
顧客にJPEG画像添付のメールを送ったところ、何行かの英語が書かれているメールが17通来ただけで、画像が見えないと言われたのですが、どーゆーことでしょ?
じゃ、同じものを、私のメアドに送ってみて下さいな…とお願いしました。
すると…
Partial message, part 1 of 17
To read this message, select all of the parts of the message and select the Message –> MIME –> Combine Messages menu item.
To read this message, select all of the parts of the message and select the Message –> MIME –> Combine Messages menu item.
というようなものが17通。*1
昔、添付ファイルのあるメール本文をエディタにコピペして出来たテキストファイルをStuffItでデコードしていた思い出がよみがえります。
とりあえず、色々と調べた結果、Outlook Express とか、Outlook 2000 とか*2の分割送受信機能が元凶のようです。
具体的には、
- [ツール]→[アカウント]で「インターネットアカウント」を表示
- [メール]というタブをクリックしてメールのアカウントを表示
- 当該アカウントを選択後、[プロパティ]ボタンをクリック
- プロパティウィンドウの[詳細設定]タブをクリック
- 「次のサイズよりメッセージが大きい場合は分割する」のチェックをはずす*3
- OKだかなんだかで全部閉じる
というようにOutlook Express の設定を変えてやることで、問題は解決しました。
確かに、大昔なら、フロッピーディスクに入りきれないデータのバックアップに、セグメント化したこともあるけれど、今時、一通の添付ファイル付きメールを複数に分化し、送信サーバの目をごまかして、大きなファイルを送るというやり方にせこさを感じます。
元々、メール1通あたりの容量による送信制限は、
「くそでかいファイルをメール添付で送りつけること自体が望ましくない」
という意味からであり、
「くそでかいファイルでも分割するならいいよ」
ということには繋がりようがないではありませんか。
相も変わらず、Windowsはうっとおしいものです。
おまけに、分割の基準初期値は、60KBだそうです。
送信サーバの制限でも60KB以上は送られませんというところはないだろうに…
それともあれでしょうか?
ニュースグループへの投稿するときと共通の設定という変な仕様のせい?
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