前回《SIPS コマンド – 画像をコマンドラインで – その1 (リサイズ / 回転 / 反転 など)》で、SIPS コマンドの基本的な使い方を書きました。
さてさて…
現実にSIPSコマンドを使うときって、
「このフォルダ内のJPGファイルを全部、規定のサイズにリサイズしたい!」
てな感じではないでしょうか。
つか、私はそーです。
ということで、そんなときどうする?
簡単です。
UNIXコマンドとか正規表現とかよくご存じの方なら、
「あほかいな」
てな話でしょうが、そこは、ほれ、メモということで。
例によって、当該フォルダに cd しておきます。
そして…
for file in
ls -1 対象となるファイルを正規表現で指定
; do sips SIPSコマンドのオプション 規定サイズ ${file} –out 出力ファイル名を正規表現で指定; done例)《.JPGという拡張子のファイル全てを、240 x 180 にリサイズして、ファイル名の頭に“G_”をつけて同一フォルダに保存》
1 |
for file in `ls -1 *.JPG` ; do sips -z 180 240 ${file} --out G_${file}; done |
という感じ。
正規表現の使い方に不慣れな方も、ちょこちょこと例を手直しして、tryしてみてください。
処理速度は、対象ファイル20,000ファイルの処理に、30分弱 といったところ。*1
1,000ファイルくらいなら1分強ですね。
- 注1MacBook Pro 17 Core2 Duo 2.33GHz
コメント