Snow Leopard Server 搭載 Mac mini を買ってきて電源を入れた直後の画面から、FileMaker Server をインストールする前までの設定を、(冗長に過ぎるかと言うほど) 豊富なスクリーンキャプチャ画像で、流れるように説明……w
注意!:最初からインターネットサーバとして設定したいという場合もあるでしょうが、今回は、逆引きの権限委譲がなされていないプロバイダの固定IPサービスを使用している環境ですので、プライマリ DNS名は、.private を使用しています。
また、今のところ、これが一番シンプルでわかりやすいのでは…という設定について述べていますが、諸条件が違えば、そらこの方法では不適当になる場合ももちろんあるでしょう。
Net上に あまり情報がなかったので、記事にしましたが、あくまで、自分メモ程度の情報です。
参考になさる場合、at your own risk でお願いします。
また、間違いなどがあれば、コメント欄ででもご指摘下さい。
今後、間違いや補足情報は、分かり次第、随時 修正していくつもりです。
1) [続ける]をクリック。
2) キーボード配列は、ことえりのままで [続ける] をクリック。
3) 指示通り入力して、[続ける]をクリック。
4) 「新しいサーバを設定」を選んで [続ける] をクリック。
5) 面倒なら [続ける] でスキップ。
6) ここも [続ける] でスキップできる。
7) 地図上のポイントを移動させて、都市名を選択して、[続ける]をクリック。
8) 指示通り設定して、[続ける] をクリック。※ ディフォルトでチェックの入っている2項目「SSHリモートログイン」「リモート管理」にはチェックを入れた状態にしておく。
9) DHCPではなく、固定手入力で設定。DNSサーバ欄は、IPアドレス欄の値と同じにした。
※ 自分以外を DNSサーバとする場合は、正引き/逆引き共に正当に設定されている必要がある。
10) AirMacベースステーション が LAN内にあるとこんな画面が出てくるが、今回は関係ないのでスキップしたい。
11) 「自動管理を有効にする」のチェックをはずして、[続ける]
12) プライマリDNSに fmserver.hoge.private (fmserver 部分は、ホスト名、hoge 部分はドメイン該当部分。
.private なので、任意な感じでOKかと思われ) を入れ、自動的に、コンピュータ名に fmserver を設定。
※ 上記、9 の 赤文字部分参照
13) Open Directory の設定だが、後ほど明示的に設定するためこの時点で余計な気を利かせた設定をして欲しくないので、ここでは、「手動で設定」を選らんで、[続ける]
14) 初期設定後に改めて、Open Directory を設定するので、ここでは、「ディレクトリサーバに接続」のチェックをはずした状態で、[続ける]
15) これも後ほどやるので、ここでは「Open Directory のマスターを設定」のチェックをはずした状態で、[続ける]
16) [設定]をクリック
17) 設定中の画面。数分で完了する。
18) 設定が完了した画面。[Go] をクリック。
19) 自動的にサーバ管理が立ち上がり、左欄の fmserver.local が 選択され、右欄に情報が表示される。
20) 左欄の fmserver.local の頭の矢印を下向きにして、Expand してやると、当該サーバのサービスが列挙されるのだが、現在は、DNSしかない。
DNSを選択すると、DNSの情報を変更すると、色々と困ったことになったりすることもあるよというワーニングが現れるので、[OK] でワーニングを閉じる。
21) 逆引きゾーンの値を確認する。例では、逆引きゾーン名は、111.1.168.192.in-addr.arpa. で、ネームサーバホスト名は、fmserver.hoge.private. となっているはず。このままでOK。
22) プライマリゾーンも同様に確認する。プライマリゾーン名は、fmserver.hoge.private. となっているのだが…
23) プライマリゾーン名に、fmserver.hoge.private. とホスト名が入っているのがおかしいので、修正したいのだが、念のため、エントリを新しく追加して行う。現在のプライマリゾーンのネームサーバのところの fmserver.hoge.private. を選択し、リスト右のマイナスアイコンで削除して、改めて プラスアイコンで追加してから、そのエントリのゾーン を hoge.private. に修正 (ネームサーバホスト名は fmserver.hoge.private. のまま) 後、 [保存] をクリック。
※ 「この時点で、(nslookupよりも) dig で、しつこく名前解決の確認をするが良い」…とのお告げがありました。2010/08/06 from エロい神様
その後、以下の手順ふたつを行っておくと…来世まで幸せになれるとのこと。
・再起動し、サーバ管理ツールのサーバ一覧から「.local」を削除し、「.private」を追加する
・これ以降、サーバ管理ツールの操作は「.private」で行う
ツッコミありがとうございます!m(_”_)m > ぱげりん神
24) ウィンドウ左下の プラスアイコンから、「サービスを追加…」を選択。
サービスの一覧が出てくる。
25) Open Directory に チェックを入れて、[保存]をクリック。
26) fmserver.local 下に、Open Directory が現れるので選択。「役割:スタンドアロンディレクトリ」の右の[変更…]をクリック。
27) 「Open Directory のマスタを設定」を選択して、[続ける]をクリック。
28) 名前 / ユーザ名など特に変える必要なし。パスワードを入れて、[続ける]
29) Open Directory のドメインを設定する画面。特にレプリカとか他の Directory Server がなければそのまま[続ける]
30) 設定を確認して、[続ける]
31) [完了] をクリック。
32) DNS が問題なく設定できているかを確認したいので、ターミナルで、正引きの nslookup を確認。
nslookup fmserver.hoge.private
上図のようになることを確認。
33) 逆引きの nslookup を確認。
nslookup 192.168.1.111
上図のようになることを確認。
34) 同じくターミナルで、
sudo changeip -checkhostname
上図のようになることを確認。
35) サーバ環境設定 から Web をクリック。
36) 上図のようになっているので…
37) Web サービスのチェックをすべてはずして、Web サーバを「入」にする。
38) サーバ管理 を起動。DNS / Open Directory の他に Web が左欄サービスとして有効になっていることを確認。
39) 左欄から Web を選択。設定>モジュールから、使用モジュールの ON/OFF ができるが、jk や PHP など、FileMaker Server の Web Publishing に必要なものは、FileMaker Server のインストール時に必要に応じて自動的に設定されるとのことなので、今はこのままに。
コメント
nslookupかよ!という突っ込みはいりませんか?
出た!エロい人降臨!w
自分自身の名前解決ができているかの確認ということで必ずやってみて下さいと、Apple さんに言われたのは、僕が信用されてないから?
名前の解決をしつこく確認するのはもちろん必要なんですが、
nslookupは古いので、digやhostのほうがよく使われるかなという程度のお話です。
ついでにちょっと追加すると…
手順23のあと、Open Directoryのマスターにする前に、digなりでしつこく確認したほうがいいです。
確認できたら、そこで以下のステップが入るともっとよいかと。
・再起動し、サーバ管理ツールのサーバ一覧から「.local」を削除し、「.private」を追加する
・これ以降、サーバ管理ツールの操作は「.private」で行う
> エロい神様
そでつね!nslookup使うとそーいやターミナルに叱られますね。(笑)
この場合って、ns と a だけでOKでせうか?
で、どーなればOKだす?
つか、神様。お時間のあるときにでも、夢枕に立って下さい。
で、確認の仕方を具体的に教えて下さいまし。m(_”_)m